前回は、なぜ今このブログを始めたのか、私がどんな人間なのかを簡単に自己紹介させていただきました。
今回からはいよいよ、「帰ってきた田中正」の本題に入っていきましょう。
「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」覚悟を持って
20年を経てアンビシャスに戻ってきた理由。それは、「自分は無責任だった。ちゃんと自分がまいた種は、自分で刈り取らないかん」という思いからでした。
詳しくは後述しますが、アンビシャス創業の目的は、「100人の社長をつくること」。正しい考え方を持った社長を世の中に送り出し、社会貢献していこう—そのような想いからアンビシャスは始まりました。
そして、今のアンビシャスのビジネスモデルの基礎をつくり、創業から1年ほどたったところで、私は社長を前社長に任せて会社を離れました。
その間、会社は皆さんの頑張りのおかげで着実に成長し、収納ピットの拠点も増えて、上場をめざせるほどにまでなりました。
でも一方で、マネジメントの課題も大きくなっていました。
10人には10人の、50人には50人の、100人を超えたら100人の…組織の規模が大きくなるにつれて、マネジメントの課題も当然変わっていきます。
当時のアンビシャスの社員は120名。社員が増えるにつれ、組織はピラミッド型になり、部署は縦割りになっていきました。
理念が末端まで届かなくなり、いつしか売上や利益のほうが優先される空気が広がっていきました。
そうなると当然、根本から立て直さなければならないことがたくさん出てきます。
私は、「100人の社長をつくる」と決意して、アンビシャスを創業しました。 ならば、その「何のために」という原点にもう一度立ち返り、正しい考え方と正しいやり方で、組織を立て直していくー
そう決めたのです。
今働いている20代のメンバーは、これから30年、40年と働き続けます。そして彼らが定年を迎えるころには、また新しい20代のメンバーが入ってくる。
その前提に立つと、社長は「社員にとって、世の中にとって、自社はどうあるべきか」を長期的に考え、実行し、改善し続ける役割を担っています。
そうしたことを、創業者である自分自身が、責任を持って果たしていくために、20年を経てアンビシャスに戻ることを決めたのでした。
人は「性善弱説」。だから一緒に成長していこう

よく「性善説」「性悪説」と言いますが、私は、人は基本的に「性善弱説」だと考えています。
人は本質的には善ではある。けれど、弱い部分ももちろん持ち合わせている。
だから嘘をついたり、逃げたり、都合よく解釈したりすることもあります。私も含め、人間は完璧ではないですから。
ただ、それをすぐに「この人は悪い人だ!」と切り捨ててしまうのではなく、正しい考え方を学び、経験を積みながら、その弱さを乗り越え成長していけばいいじゃないか、と。
だから、皆さんに「ここからすぐに変われ!」「逃げるな!」「志は!」などと言うつもりはありません。
組織は急には変わりません。組織が大きくなればなるほど、変化には時間がかかるものです。
なぜなら、みなの意識が変わり、行動が変わり、そこでやっと結果にあらわれるからです。
今のアンビシャスに、課題がたくさんあるのは事実です。でも、私が戻ってきてからおよそ1年、さまざまな改革に取り組み、皆さんの頑張りによって、アンビシャスが良い方向に向かっているのも事実です。
この先にある景色を、皆さんと一緒に見届けるために、私はさらなる覚悟を持って「アンビシャスのこれから」に向き合っていきます。
では次回は、「私が取り組みたい3つのこと」についてお話ししますね。
次回もどうぞ、お楽しみに!