全社員の成長に貢献したい
私は2015年4月にアンビシャスに入りました。現在は社長室室長として、社長の特命業務の他に社内全体のさまざまな整備、改善を行っています。
アンビシャスに入社直後は、お客さま対応からスタートしました。トランクルーム利用のお客さまやフランチャイズオーナーさまからの電話対応、現地へのご案内、専門会社に店舗の修繕や清掃を依頼したり自ら行ったりもしました。その後、お客さまの応対窓口であるカスタマー課の発足と同時に、課長として集客施策の取りまとめや業務の改善、改良を実施し、さらに集客システムの導入、運用といった社内全体のインフラ整備に努めました。その間にも社員が増え組織が成長します。そのたびに規模に応じた業務設計や、新たなルール作りが必要になったので、そちらの業務に専念するため後輩社員にカスタマー課を任せ、現在の室長のポストに就きました。学生の頃は自分の成長を第一に考えていましたが、入社して1年を過ぎる頃から、会社を永続的に成長させていくためには他の社員の成長の方が大切に思えるようになりました。今は、全社員がアンビシャスでもっと成長できるためには自分に何ができるだろうかと、考えながら日々働いています。
利益は未来への糧
私はアンビシャスでのインターン経験があります。高校まで野球に打ち込んでいたこともあり大学生活に物足りなさを感じていた20歳の時、先輩に誘われインターンフェアを訪れました。創業社長ばかり30人ほどがいましたが、中でも徳永社長が語る想い・理想・ビジョンが大変心に響いたのです。そこでアンビシャスでインターン生として働かせてもらいながら、懸命に哲学や考え方を学びました。ところが成長意欲が満たされ哲学も十分に身についたと思い込んだ私は、さらなる刺激を求めて他社へ移り、1年間働かせてもらった後、そのまま正社員として働き始めたのです。しかし数字ばかりを追う働き方に疲れ、新卒1年目の冬に退職。あらためてアンビシャスの考え方・経営方針に共感を覚えた私は再び当社に戻り、今に至ります。
前職の経験から、私はお客さまからお金をいただくことに罪悪感を抱くようになっていました。しかし企業である以上、売り上げと利益がなくては存続できません。アンビシャスは、お客様に心から選ばれるサービスを提供したいという理想を持っています。青臭いかもしれませんが、それを地で行う会社です。そのような方針で売り上げを伸ばし、適正に得た利益は未来のお客さまへ還元します。その典型的な出来事のひとつが関東への進出で、おかげさまでさらに多くの方々へサービスの裾野を広げることができます。また会社は、納税という形で社会貢献でき、社員へは給与を支払うことで安定した生活を提供できます。安心できる環境で哲学や考え方を深めた社員だからこそ、さらなる成長への一歩を踏み出すことができるのです。
企業は人なり
私の役割のひとつは、理念を学びたての入社1年目の社員が、それを自分の言葉として他者に語れるレベルになるよう導くことです。彼らが22歳当時の私を大きく超えていけるよう成長を促し、さらなる活躍が可能な高いレベルのステージを提供し続けます。そしてこのような好循環によって、社会に輩出する人格者を育てていきます。また当社の幹部は、仕事を「志事(しごと)」と捉えています。アンビシャスの理念と考え方を軸にして、自分のためでなくみんなのため、世の中に少しでもお役立ちできるように働いています。そのような幹部に対し、社員たちは何か感じてくれているのではないでしょうか。そのような良い影響を広げ続けるために、現在の幹部やこれから役割として人の上に立とうという社員は、もっともっと成長する魅力ある人間にならなければいけません。
松下電器(現、Panasonic)を創業した松下幸之助さんは、「企業は人なり」と仰っています。社員一人ひとりの想いや行動が、企業・サービスを形成するという意味です。私はこのような素晴らしいアンビシャスの考え方や哲学、経営方針でより大きな影響を社会に与えられるように会社を成長させ、志の高い人を増やして哲学や考え方の影響の輪を広げ、みんなが幸せに暮らす社会を目指します。