アンビシャスは、社員一人ひとりが主役の舞台

アンビシャスは、社員一人ひとりが主役の舞台

前回は、Team Energyでの挫折と「人を信じて待つこと」の大切さ、そしてすべての経験がアンビシャスへ戻るための道だったというお話をしました。

今回は、この連載を通じて伝えたかった「アンビシャスは、社員一人ひとりが主役の舞台である」という大切なメッセージをお届けします。

社員一人ひとりが主役の会社へ

これからのアンビシャスは、「社員の皆さんが主役の会社」になります。社員一人ひとりが主役として輝くこと。これこそが、アンビシャスの根幹にある考え方です。

本来、経営者の役割というのは、社員の皆さんが輝くための「舞台」を整えることです。そして、その舞台でどのようなパフォーマンスをするのかは、皆さんが自分で決めることです。

自分の足でステージに上がり、個性を発揮し、一人ひとりが主役として活躍する。そしてお客様に喜ばれ、売上が上がり、それがまた社員の皆さんに還元されていく。

このサイクルで会社が成長していくことが、組織として最も健全な姿です。

アンビシャスはまだ『中小企業』です。

誰もが知る大企業であれば、「会社のために働く」ということでもいいかもしれません。一等地に立派なオフィスがあり、福利厚生が整っており、その会社で働くことが、社会的信用にもつながります。

しかし、アンビシャスは違います。まだ小さな会社ですから、「会社のために働こう」などと思う必要はありません。

むしろ「自分が主役として輝くために、アンビシャスという場を存分に活用してやる」という気概を持って働いてくださいね。

まずは自分の考えを口にすることから始めよう

とはいえ、「いきなり自分が主役だなんて言われても…」と戸惑いますよね(笑)。

そこでまずは、自分の「こうしたい」「ああしたい」という想いを、素直に口に出すことから始めてみてください。

「自分にはまだ早い」「こんなことを言ったら怒られるんじゃないか」などと、遠慮する必要は一切ありません。

たとえば、「もっとお給料がほしい」といった本音でも構いません。もっと稼ぎたいと思うのは、働く人間としてごく自然な感覚ですから。

「いくらほしいのか」「なぜそれだけ必要なのか」「いつまでに実現したいのか」

それらをぜひ、遠慮なく私にぶつけてきてください。そうすれば、私も具体的な提案ができます。

「その給料を目指すなら、今の仕事をこう工夫して自分を磨けば、数年後には届くかもしれない」「もしかすると、別の部署を兼務して経験を積む方が近道ではないか」 

そんな風に、一緒に考えることができます。

もちろん、願いを口にすれば、すぐに給料が上がるというわけではありません。給料の原資は売上であり、その売上を生むのはお客様の満足です。

自分自身が成長しなければ、給料は上がりません。

とはいえ、目標が明確になれば、「この給料を得るために、もっと新たなことにチャレンジしよう!今の部署でもっと結果を出そう!」というふうに、自分の中でもスイッチが入るはず。

そのスイッチを入れることが、「自分が主役になる」ための第一歩です。

本来、人生においては誰もが自分自身の物語の主役であり、経営者です。

自分で人生の舵を切り、自分で決めて、自分で動いていく。この感覚を持てるかどうかで、働き方も生き方も大きく変わります。

一人ひとりが自分で考えて動けるようになれば、会社は成長し、それは必ず皆さん自身に還元されていきます。

アンビシャスは、皆さん一人ひとりが自分の足で立ち、自分の人生をより豊かに経営していくための「舞台」であることを、どうか忘れないでください。

10年後を想像してみて

最後に、10年後のアンビシャスについてお話しさせてください。

10年後、アンビシャスグループには子会社が20社、いや50社できているかもしれません。

トランクルーム事業だけではなく、「社会に貢献できる事業であれば何でもチャレンジしてみよう」という精神のもと、さまざまな分野で新しいビジネスが生まれているかもしれません。

さて、ここであなたに質問です。

「10年後、あなたはどの会社の社長を務めていますか?」

もし社長ではなかったとしても、「あなたはどんな仕事に、どんなやりがいを持って取り組んでいますか?」

今すぐ答えが出なくても構いません。
でも、真剣に考えてみてください。10年後の自分の姿を。

この10年で、自分がどんな主役になるのか。
どんなストーリーを生きるのか。

その脚本を書くのは、あなた自身です。

誰かに与えられた役を演じるのではなく、自分で書いた脚本で、自分で選んだ舞台の上を、主役として生き切ってください。

そして、一人ひとりが自分の志を持ち、自分の足で立ち、アンビシャスの10年、50年、100年と続く未来を、皆さんの手でつくっていってください。

 

ーー次回はいよいよ本連載の締めくくりとして、私が経営をする上で大切にしている「考え方」についてお話ししますね。


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