前回は、「少数精鋭の会社を100社つくる」という組織構想についてお話ししました。
今回は、いよいよ会社の名前と事業の方向性を決めるお話です。「アンビシャス」という社名に、私がどんな想いを込めたのかをお伝えします。
アンビシャスとは、志

アンビシャスという社名に込めた想い。
このあたりを皆さんにお話する機会は、これまであまりありませんでしたね。
「アンビシャス」、それは「志」です。
英語の「ambitious」には「野心的な」「意欲的な」という意味もありますが、私が社名に込めたのは、「志」のほうです。
野心は、一代で成し遂げることができます。
しかし、志は一代では成し遂げられません。
次の人にバトンを渡し、その人がまた次の人に渡していく。そうやって、時代を超えて受け継がれていくものです。
仮に私が生きているうちに100人の社長をつくれなかったとしても、私がいなくなった後、次の世代がその想いを受け継ぎ、社長づくり・人づくりの志を実現していってくれる。
そんな会社にしたい。
「アンビシャス、ええやんか!」
そんな強い想いを込めて、社名を決めました。
事業ドメインを持たない会社に
社名が決まれば、次は事業内容です。
前述した通り、アンビシャス創業の目的はあくまで「人づくり」です。 そのため、私たちは創業時から特定の「事業ドメイン(領域)」を持たないことに決めました。
社会に貢献できる事業であれば、内容は何でもいい。大切なのは事業の種類ではなく、それを動かす「人」の考え方です。
本人が情熱を持って取り組めることであれば、事業はなんだって構わないのです。
とはいえ、社長を100人つくるためには、グループの土台となる「圧倒的に強固な本業」が不可欠です。
他の社長たちが新しい事業に挑戦し、もし失敗するようなことがあっても、本体の事業が強ければいくらでも持ちこたえられる。逆に、本体の事業が弱ければ、たった一つの失敗でグループ全体が揺らいでしまいます。
「ビジネスモデルが強く、利益率が高く、ストック型で安定的に収益が入ってくる」
そんな、グループの核となるビジネスの種を探し始めました。
ーー社名が決まり、「強固な本業」の必要性も見えた。あとは、グループの核となるビジネスの種を見つけるだけです。
次回は、トランクルーム事業との出会いと、50軒に電話をかけて確信を得たエピソードをお届けします。