責任感が自分を育ててくれる
私は2017年の夏からアンビシャスで6カ月間インターンを経験し、2019年春に入社しました。配属された物件開発課の仕事は、トランクルーム「収納ピット」の出店です。具体的には不動産会社から店舗やテナントなどの情報を得て、その物件が収納ピットとして出店するのに適切な場所にあるか、設備は整っているか、収益が見込めるかなど、あらゆる項目をチェックします。上司とも相談しながら事業計画を組み、契約を交わして物件を決定、出店します。当社はこうしたプロセスを一人の社員が行う、一気通貫方式を採用しています。若手社員にも裁量権が与えられますから、大きな仕事も任せてもらえます。大変やりがいがあり、仕事への責任感から若手社員も見違えるように成長することができます。

苦しい時期を乗り越えたから、今の自信がある
インターン時代にも物件開発を担当したのですが、実は1件も物件契約を取れませんでした。他の仲間が契約を取ってくる中、死ぬ気で頑張ったにも関わらず結果が出ないことで、すっかり苦手意識を持ってしまいました。ところが新卒でアンビシャスに入り、配属されたのは物件開発課。今度こそと夢中で頑張ったものの苦手意識が払しょくできなかったのか、結局正式に配属された6月から11月まで1件も契約を取れませんでした。非常に苦しい思いを味わった6カ月でした。そこに東京支店への異動の話がきました。東京支店は、私を含め社員3人。そのような少人数でも、出店目標は達成しなければなりません。初の東京進出で足を引っ張るわけにはいかないと、それこそ一人で会社を背負うくらいの覚悟を決めました。当社は、社員に乗り越えるべき壁を与えることで成長を促します。自分の能力以上の力を要求される環境で頑張れたことは、その後の自分を大きく変えるきっかけになりました。なぜなら、それから4カ月間で仮契約も含め5件の物件契約を獲得できたからです。ようやく大きな壁を「乗り越えた」充実感と達成感を味わえました。
現在、東京支店の社員は9名まで増え、全員で今期中に100〜110店舗の出店を目標に頑張っています。当社は個人へのノルマがない代わりに、全員で目標を達成していくスタイルです。みんなのために頑張ろうという想いが強い団結力を生み、難しい局面も乗り切れています。

経営者になって、女性の社会進出の手助けをする
私は地方出身で、当初は地元での就職を考えていました。家族の手助けをしながら暮らしたかったからです。アンビシャスでのインターン時代に、仕事を通じて自身の成長や考え方を広げる経験を得た私は、同じ経験が積める企業を求めて就職活動を続けました。でも残念ながら見つかりません。20代の社員に大きな裁量権を与える企業もありませんでした。それなら仕事を通じて自分を高められるアンビシャスで働こうと決心したのです。
休日は、先輩社員に薦められた書籍を読んでいます。学生時代までさほど読書体験がなかった私ですが、いざ読み始めると学びや気づきが多く、生き方の参考になり大変刺激的です。視野が開けて自分の進む道が広がるのを感じますし、ポジティブ思考に変わったように思います。
将来、私は経営者になります。女性が今よりもさらに社会進出できる日本に変えたいからです。日本は女性役員のいる企業が、東証一部上場企業の上位100社の中でもたった1割程度といわれる社会ですから、まず私が経営者になって社会への足場を築き、同じく社会で活躍したい女性の進出を手助けします。そのために、アンビシャスで先輩社員の背中をみながら、人として正しい判断ができる経営者を目指します。


